【完全ガイド】MacBook・iPhoneを最高値で売る:査定アップの秘訣と意外な真実

こんにちは、モノヤギです。
みなさんの家にも、引き出しに眠ったままのiPhoneやMacBookはありませんか?
「新しいモデルを買ったけど、古いのはどうしよう…」
そのまま放置している人も多いですが、実はちょっとした準備やタイミング次第で、数万円も査定額が変わるんです。古い端末をただのガラクタではなく、次のガジェット購入資金にする「資産」に変えるための完全ガイドをお届けします。
この記事では、Apple製品を最高値で売るための具体的な方法と、意外と知られていない5つの真実をまとめました。これから売却を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
1. 「タイミング」がすべてを制する

Apple製品の買取相場は、新型モデルの発表サイクルに大きく左右されます。特に、毎年9月頃に行われる新iPhoneや新MacBookの発表は、市場に大きなインパクトを与えます。
- 発表前(6〜8月):最新モデルがまだ現行品として扱われるため、中古相場が最も安定し、高値が付きやすい時期です。
- 発表直後(9〜10月):新型が発売されると、旧モデルの需要が一気に下がり、数千円〜1万円以上のダウンも珍しくありません。
過去の例を見ると、多くのiPhoneは9月に発表・発売されています。つまり、**売るなら新型発表前の夏に行動するのが鉄則。**この「季節性」を知っているだけで、余計な損を防ぐことができます。
2. 売る前に必ずやるべき「4つの準備」

ただ単に端末を持っていくのではなく、以下の4つのステップを踏むことで、査定額は大きく変わります。手間はかかりますが、数分の作業が数万円の価値を生み出します。
① アクティベーションロックを解除する
これを忘れると、端末は再販できず、最悪の場合「ジャンク扱い」となり、ほぼ価値がなくなります。必ず「iPhoneを探す」をオフにしましょう。
- 設定アプリから:「設定」>自分の名前>「探す」>「iPhoneを探す」をオフにする。
- iCloud.comから:端末にアクセスできない場合でも、Cloud.comにサインインし、「iPhoneを探す」から該当端末を削除できます。
② バックアップと初期化を徹底する
端末内の個人情報(写真、連絡先、アプリなど)を完全に消去し、工場出荷状態に戻す作業です。
<iPhone/iPadの場合>
- バックアップ:iCloudまたはPCに接続してバックアップを作成。
- 初期化:「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択。
<MacBookの場合>
macOSのバージョンによって手順が異なります。
- macOS Ventura以降:「システム設定」>「一般」>「転送またはリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択。
- macOS Monterey以前:Macの電源を入れ直し、Appleロゴが表示されるまで「Command (⌘) + R」キーを長押し。macOSユーティリティから「ディスクユーティリティ」でデータを消去し、OSを再インストールします。
③ SIMロック解除&SIMカードの取り出し
数分で無料でできるこの作業は、査定額を5,000円〜2万円も底上げする可能性があります。
各キャリアのウェブサイトや店舗で手続き可能です。端末がSIMフリーになることで、買い取った業者は幅広い販路で再販できるため、高価買取につながります。物理SIMカードは必ず抜き取り、eSIMの情報も削除しましょう。
④ 徹底的な清掃で印象アップ
端末の第一印象は査定に直結します。
- 画面:メガネ拭きのような柔らかいマイクロファイバークロスで優しく拭く。
- ポート類:充電ポートやイヤホンジャックのホコリは、爪楊枝やエアダスターで慎重に取り除きましょう。
- キーボード:MacBookの場合、キーボードの隙間に溜まったゴミも、エアダスターで吹き飛ばすか、柔らかいブラシで丁寧に掃除します。
- ケース・保護フィルム:フィルムを剥がして本体のキズがないか確認し、ケースは外して一緒に査定に出さないように注意。
3. 査定アップの意外な真実5つ

真実1:MacBookの電源アダプタは「必須」
iPhoneやiPadは欠品しても大幅な減額は少ないですが、MacBookは違います。電源アダプタがないだけで、大幅な減額になることも。独自規格の端子(MagSafeなど)も多く、代用品が簡単に入手できないため、付属品の価値が非常に高いのです。箱や説明書はそれほど重要ではありませんが、電源アダプタは絶対に揃えましょう。
真実2:バッテリーは「80%の壁」を意識
iPhoneの「バッテリーの状態」を確認し、「最大容量」が80%を下回ると、査定額が20〜40%減額されることもあります。これは、バッテリー劣化が端末の価値を大きく下げるためです。ただし、交換費用の方が高くつく場合が多いので、そのまま売るのが無難です。
真実3:アクティベーションロック解除は価値ゼロか否かの分かれ道
アクティベーションロックがかかったまま初期化してしまうと、業者は一切の操作ができず、買取ができません。つまり、価値はほぼゼロ。これは最重要チェックポイントであり、買取店も最初に確認する項目です。
真実4:SIMロック解除は「1万円の価値」
前述の通り、わずか数分の手続きで査定額が確実に底上げされます。特に、新しい機種ほどその価値は高まります。SIMフリー端末は、国内だけでなく海外の販売ルートにも流せるため、業者も積極的に買い取りたいのです。
真実5:壊れた端末でも諦めない
画面割れ、水没、ボタンの故障などで動作しない端末でも、諦めるのはまだ早いです。特定の買取業者(じゃんぱら、ワッピーなど)は、内部の基盤や部品取り用として買い取ってくれます。思わぬ高値がつくこともありますので、一度相談してみる価値はあります。
4. 信頼できる買取チャネルの選び方

買取チャネルには様々な種類があります。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った方法を選びましょう。
買取チャネル | メリット | デメリット | 買取相場 |
専門買取業者 (イオシス、ノジマなど) | 査定がプロ、迅速に現金化、保証付き | フリマより安価な場合がある | 中〜高 |
フリマ・オークション (メルカリ、ラクマなど) | 高値で売れる可能性がある | 個人間トラブル、情報流出リスク | 高 |
キャリアの下取り (ドコモ、au、ソフトバンク) | 手軽に手続きできる、ポイントで還元 | 買取価格が低い、端末購入が必須 | 低 |
Appleの下取り | 新しいApple製品の購入に利用可能 | 買取価格が低い、現金化はできない | 低 |
👉 ベストプラクティスは「複数査定」
最も高く、安全に売るなら、以下の手順がおすすめです。
- 専門買取業者のサイトで相場を調べる:イオシスやソフマップなどのウェブサイトで、買取価格をリアルタイムに確認できます。
- フリマアプリの相場をチェック:メルカリやヤフオクで、同じ機種がいくらで売れているかをチェック。
- 複数業者に査定を依頼:複数の専門業者に査定を依頼し、最も高いところに売却。一括査定サービスも便利です。
フリマアプリは高値で売れる可能性がありますが、出品作業や梱包、発送の手間、そして個人間のトラブルリスクがあります。手間をかけずに確実に売りたいなら専門業者が安心です。
5. MacBook・iPhone以外も忘れずに!

Apple製品は、すべてが「資産」になり得ます。
- Apple Watch:ペアリングを解除し、初期化してから売却しましょう。バンドも一緒に付けると査定額が上がる場合があります。
- AirPods:購入時の箱や付属品を揃え、イヤーピースはきれいに掃除しましょう。
まとめ:数分の手間が数万円に変わる
MacBookやiPhoneを売るときに押さえておくべきポイントを再確認しましょう。
- 新型発表前に売却する:最も高値で売れる時期を逃さない。
- アクティベーションロック解除を徹底:これを怠ると価値はゼロ。
- MacBookなら電源アダプタを必ず揃える:これだけで1万7千円の差が出る。
- バッテリー80%の壁を意識:減額の対象になることを知っておく。
- SIMロック解除で確実にプラス査定:数分の作業で価値が大きく上がる。
これらの真実を知っているかどうかで、手元に残るお金が大きく変わります。少しの準備で1万円、SIMロック解除でさらに1万円、MacBookのアダプタで1万7千円…。合計で3万円以上の差になることも珍しくありません。
あなたの引き出しに眠るApple製品は、ただの「使わない端末」ではありません。しっかり準備して、最高値で売り抜け、次のガジェット購入資金に充てましょう。